7月8日(月) 今回このYHに来てはじめて朝食をとった。(昨年も来たが、朝食は採らなかった) 部屋の人の半分は登山に出かけ、7時10分すぎに朝食を採った。メニューは味噌汁・御飯・海苔・スクランブルエッグ等で定番の朝定食だった。 今日の予定は無かったが、一日利尻島で居る日だったので、午前中から利尻完全1周の定期観光バスに乗車することにした。YHからは路線バス(7時42分発)に乗り、小学校方面を経由し、鴛泊フェリーターミナルに到着した。定期観光バスは8時25分発だが、8時頃に乗車券(\4,800)を買い、バスに乗車した。(1号車) 出発10分前に稚内から来るフェリーの乗客を待つため2号車の観光バスと共に出発時間まで待った。定刻時間を5分すぎ、島を時計周りに観光はスタートした。初めは姫沼(08:40〜09:05)に行った。ここから利尻山はガスで見えなかった。観光客がいっぱいで(フェリーからのツアー客が一斉に来た)沼周辺は人だらけであった。その後、野塚展望台を車窓から見て、オタドマリ沼(09:35〜09:55)に行った。ここからも山の全貌はみれなかった。(ガスがかかっていた)しかし、時折頂上付近が見れたが、ここの売店で売っている3カン1,000円の蝦夷バフンうにのお寿司を食べてバスに戻った。その後仙法志御崎公園(10:08〜10:30)に行き、ゴマアザラシを見て、昨年も買ったとろろ昆布を御土産に買った。この後、人面岩や熊寝の岩などを車窓から見て、利尻山の五合目に当る見返台展望台へ。その前にこの定期観光には昼食の弁当付なので宗谷バス沓形営業所にて弁当とお茶を積込み、見返台展望台(11:10〜11:45)へ向かった。天候は、雲りで、山はガスがかかり、全く見えない状態であった。展望台下の駐車場から100段の階段を上り展望台があるが、弁当とお茶を片手に登り続け、頂上の展望台で弁当を食べた。時間が余り無かったため、食事を終えすぐに駐車場まで戻った。11時45分に出発し、沓形港にてグラスボート(別途千円)で海面下を見た。(12:00〜12:35)船長さんは楽しくガイドしてくれ、船内ではクイズも出題し、正解者には乾したスルメを頂けるみたいだった。(僕は貰えなかったが)さらに行き帰りに船を操縦させてもらえることだったので、一番に希望して操縦した。何も触らなくて良いと思っていたら波で左に流され目標の方向からずれていた。船長さんに言われ、元に戻そうとしたが、片手で操舵を触っていたため「両手で…」と叱られた。約30分強乗船し、船に乗らなかった人を乗せたバスがフェリーターミナルに来た。その後、鴛泊方面に向かい、カルチャーセンターで利尻島の全貌紹介の映像を見て(12:55〜13:30)、その後に行く終点の鴛泊ターミナルに行かず、ここで観光を終了した。ここで降りたのは、隣(徒歩1分)にある利尻富士温泉(入泉料400円)に入るためだった。途中で降ろしてもらわれなかったら、歩いて行こうと思っていた。(約20分はかかる) 時間は、14時すぎで客は少なかった。普通の大浴場に入り、ジャグジー、サウナ、露天風呂と色々入った。夕方までゆっくりしたいため、休憩室で横になり、16時すぎまで寝転んでいた。16時30分をすぎ夕食はコンビニ弁当と思って温泉を後にしようとしたとき、ロビー付近にYHで知り合った彼(昨日礼文から来た人<Gさん>)と出くわした。彼は利尻山登山の帰りで昨日ちらっと見たもう一人の女性を待っているところだった。男性の傍には札幌の男性が居た。この三人で登山を行ない、夕食を食べに行くところだった。僕も一緒にさせていただく事を了承していただき、札幌の人の車に乗車し、利尻で夕食が食べれる居酒屋を一緒に訪ねた。しかし、時間は17時すぎで外はまだ明るく店屋の営業は18時すぎばかりだった。4件目の店に入り注文を見ればそこは焼肉屋だった。(網焼亭 さわ)焼肉しか出来ないと言われ、渋々頼みかけていたときに奥の方から大将が僕達の方に歩み寄ってきた。僕達は冗談で「メニュー以外でおすすめの物は無いんですか?」と聞いたところ、すぐには出来ないが、30分ぐらい待ったら海鮮料理は作れると言って頂いたので、ビールを頼み、(埼玉の彼<Gさん>は冷酒を頼んだが、在庫が無く、数分後に酒屋が持ってきた)雑談をして待っていた。まず出てきたのが、水ダコとアワビの造りが一皿(4人前ぐらい)に持ってきた。その後2匹の毛蟹を4人で食べ、一人にソイの塩焼き、稚貝(帆立の3年もの)の味噌汁、岩海苔のおにぎりを1個頂き、合計一人5千円弱で飲み食いできた。その後、札幌の人の車でYHに送って頂き、YHへ戻った。(20:40すぎ) YHのお母さんが心配していて今日も泊まるんだったよね。と言われた。YHのお母さん曰く、あの大将は町会議員(沢 秀治)さんと教えてくれた。夜9時前に到着し、札幌の彼は登山口のキャンプ場に泊まるため戻り、明日朝に迎えに来て頂く約束をとった。我々は22時すぎに部屋に入り就寝した。 今日は、予定も無かったが、いろいろな人と出会えて良い日が過ごせた。 |