7月7日(日) 朝の4時に起床した。外は明るく太陽が昇っていた。1階に下り利尻富士を見た。YHから全貌が見え、一部早雲が掛かり今日は良い天候だと他の人にも言われた。 YHを4時20分過ぎに出発し、海抜0メートルからの登山を目指すため、海岸付近まで行き、鴛泊登山口(04:37)から3合目のキャンプ場(05:12~05:17)へ行った。通常ならここから登山する人が多数だけど、0メートルからの登山が日本でも数少ないため、実行した。一人で登山し、ペースがつかめないまま日本百名水の甘露泉水(05:25~05:30)で水をくみ、4合目野鳥の森(06:00~06:10)、5合目(06:55~07:10)、6合目(07:35~07:55)と登り続けた。6合目ではほとんどの人が登りきり、7合目(08:43~08:50)近くでは山頂から下山する人とすれ違い、ぞくぞくと下山の人と出くわした。時間に余裕はあったが、体力的に頂上は断念しようと決意し、下山の人に励まされ8合目の長官山の頂上に立った。(10:55~11:35)鴛泊登山コースで登ると利尻の山は全く見れず、ここでやっと山頂が見えてくる。山肌は万年雪が残り、下は海。遠くにサハリン(うっすらと)、稚内からの海岸線(オロロンライン)が見えた。その左には礼文島の全貌が写真に収められた。頂上を目指していたが、あきらめも大切で下山した。下山時はごつごつした石や大木が道に落ちているために足の指に負担が掛かり足が痛くなった。6合目(13:15~13:20)付近で休憩していたとき、愛媛からの40歳すぎの男性声を掛けられ、一緒に降りてもらった。ペースも考えて頂き、両手のスティックの一本を貸していただき3合目のキャンプ地(15:05着)まで一緒に下りた。 時間は15時すぎで20分ほど愛媛の人を待っていた。(愛媛の人は前日ここで泊まり早朝の登山をしていたとのことだった。だから車(キャンピングカー)を整頓する時間を必要としていた) 夕食を食べるためにフェリーターミナル方面に行くついでに下の道で降ろして頂いた。そこから、YHへは約10分ほどで、途中のコンビニで弁当を買いYHへ戻った。16時30分ぐらいに弁当とは別に納豆巻きを食べ、お風呂に入った。17時30分を超えたときに夕食を食べ明日のことを考えた。また、予定外に洗濯を行なった。夕刻に戻ったとき、7合目過ぎのガレ場で出会った男性がYHで待っていた。この方は後で聞けば、尾瀬を管理をして、普段から登山に慣れていたらしい。また、前日には礼文に行っており礼文からの人と食堂で喋っていた。その後利尻富士温泉に行き、外食したみたいだった。外は夕日が出る様子も無く、利尻富士には雲がかかり、明日の天候が悪そうな予感がした。 YHの食堂では、本日宗谷バス50周年により島内の路線バスの無料を利用した関東の男性と話をしつつ、夜10時半すぎには、床についた。 |