2002年9月9日(月) 網走〜摩周:曇り 阿寒湖〜女満別:曇りのち雨 大阪:曇り

ホテルで朝食を採り、9時3分発網走駅前から女満別空港へ行くバスに乗った。今日は夕方18時35分発の飛行機で大阪に帰るのだが、それまでの時間は空港から出発の摩周湖方面行き定期観光バスに乗るために空港へ行った。
空港行きの路線バスは9時30分に到着した。丁度東京からの飛行機の乗客が到着ゲート付近にたくさんいた。空港内の案内所で、10時発の定期観光バス「くろゆり号」の事を聞いたが、あまり親切な対応はしてくれず、「阿寒方面行きのバスのりばです」だけ言ってくれた。出発は10時発なので15分前ぐらいにバス停に並んだ。10分ぐらい前にバスが到着し、10時に出発した。定期観光バスといっても阿寒・摩周国立公園を周遊するパノラマコースでもあり、乗り降りは自由なコースだが、不思議だったのが、乗車券を買わずに空港を出発した。バスガイドの人が乗車券は次の美幌駅で購入していただくと言われ、JR美幌駅前に到着した。ここで女性一人が乗車し、美幌駅の阿寒バスのスタッフが乗車券を売りに来た。僕は空港発空港行きで6,830円を払った。乗客4人で10時20分美幌駅を出発した。美幌市内を通り、美幌峠に向かった。10時55分に美幌峠に到着した。初めて来たが峠の休憩所横を登り展望台から下を眺めた。下には屈斜路湖全貌が綺麗に見えた。右側にはこれから行く和琴半島も見えた。展望台から休憩所(今年7月に道の駅になった)に入りあげいも(250円)を食べた。大きいじゃがいも2個を油で上げ串に刺しているものである。外に出て風が強かったが、出発の11時20分に峠を出た。その後屈斜路プリンスホテルに立ち寄り、ここで空港からの男性が一人下車した。その後和琴半島で美幌駅の女性も下車した。11時40分に半島の先端付近を出発し屈斜路湖の砂湯方面にバスは動き出した。その途中に男性一人が乗車し、砂湯に到着した。ここからは以前、釧路からの定期観光バスで見たコースになるので初めてではない。12時15分に出発し、川湯温泉を経由し硫黄山に12時30分到着した。ここでは昼食を予定していたが、まずは硫黄の噴火口を見に行った。以前より多少多かったがガスが所々噴出していた。いつもどおり温泉たまごも売っていたが、買わなかった。駐車場横のレストハウスで昼食を採ろうと思いラーメンを注文した。出発は13時15分だが、13時5分になっても来ない為キャンセルし、何も食べずにバスに乗った。運転手とバスガイドさんは初めから注文していたので食べ終わった後に僕が食べようとした。しかし、客が多かったので時間が無く昼食は採れなかった。川湯駅通りを通過し摩周湖第3展望台前を通過し第1展望台へ。(13時35分から14時まで)到着後すぐに湖を見に行った。今年の冬(3月)にも来た時にもはっきり見えたが今回も綺麗に見え、後ろには雌阿寒・雄阿寒岳も霞んでいたがはっきり見えた。(ここには過去2回来たが初めての時があの霧の摩周湖状態だった。)時間は少なかったが、御土産屋で摩周どらかぼちゃ(100円)を食べバスに戻った。ここから数名バスに乗りJR摩周駅を経由し乗客を乗せ阿寒湖方面に向かった。15時15分阿寒湖畔の阿寒バスターミナルに到着した。この定期観光バスはここで原則終了であるが帰路については16時10分発で津別経由で女満別空港に戻ることも可能であるため、16時10分までの時間を阿寒湖畔で過ごす事にした。バスを降りると小雨が降出し次第に雷と共に大雨になった。バスターミナルから近くの観光案内所で行く場所を決め、今年完成の「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」に行った。館内は静かで綺麗く実物のまりもも展示していた。あるコーナーでは鳥の鳴き声が聞こえ心が落ち着く感じだった。館内の裏には森の小道があり、森の側には阿寒湖の水を直接触れるぐらいの箇所もあり、森の中は薄暗く一人だけで迷子になった状態だった。時には雷が鳴り響き早くバスターミナルに戻らなければいけないと思い方向を確認し元の方向に戻っていった。途中の民芸店でまりも(1,000円)を買い16時5分過ぎにバスターミナルに到着した。帰路は地元の老人(津別までの人)と空港からの学生と僕の3名で16時10分に出発した。午前とは違い津別経由から美幌駅に着き学生は下車した。(その人は網走駅行きのバスに乗ったようだった)バスの中は乗務員と僕の3人だった。空港付近で外は大雨になり飛行機のフライトを気にしながら、空港17時35分に到着した。朝預けたロッカーから荷物を出し、18時35分関西空港行きのチェックイン手続きを自動機で行った。ここでアンケート(機内持ち込み品チェックなど)に答えたのだが、回答が正しくなかったので(見知らず人にバックを預けたという項目にYESとしてしまった)空港関係者がとんで来た。間違ったことを告げ荷物を預け2階のレストランへ行った。豚丼定食を食べた。同じ値段(1,000円)でちゃんちゃん焼きも良かったが、北海道の帯広・釧路では豚丼が有名のため頼んだのた。食事をしている間に関西空港からの飛行機が到着し帰る目処も立てれた。食事を終え搭乗ゲートに行き、搭乗口で待っていた。満席だったので後方からの搭乗が行われたが、真ん中辺りの年老いた人がうろついていたため後ろの人が詰ってきた。機内に最後の人が入ったと同時に入り口の扉は閉められ通路に人が立っていたまま飛行機は動き出した。時間は18時35分の定刻だった。すぐに乗客は座り非常時の説明が始まり、離陸準備が行われ空港を離れた。関空到着予定は当初より9分早い20時51分に到着した。その後急いで荷物を取り21時5分発のリムジンバスで大阪駅前の新阪急ホテルに到着した。(22時着)その後徒歩で家に帰った。
考えてみれば16時には阿寒湖にいたが6時間後に家に居るとは・・・・・
遠い北海道ではあったが飛行機を使えば早く帰れるものだと痛感した。
2泊3日の旅は終わり、明日から仕事が辛く思えた。(ちなみに月曜は年休で会社を休んだ)


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