2002年9月8日(日) 網走〜知床〜網走:曇り

ホテルで朝食を採り朝8時20分発の網走駅前発定期観光バス「おーろらマリン」を乗車した。
去年にも乗車したが、日程に余裕があったため、知床方面に再度行くことにした。乗客11名だけだったが、カラフルな定期観光バスの車体のバスに乗車した。このバスは昨年乗車したものと全く同じだった。
網走バスターミナルでの乗客は居なかったが、はじめの見学地・オシンコシンの滝に着いた。(9時37分から9時57分)以前来たときより、滝の水量は多く大量の水が落ちていた。今年は滝の上からの見学は出来なくなったとも聞かされた。(下からは上へはいかれないし、このコースは上からは見れない)
10時前にオシンコシンの滝を出発し、10時10分すぎに知床観光船に乗るためにウトロ港に到着した。10時30分発の硫黄山コースに乗船した。港周辺は太ったカモメが飛び立ち1時間半の間ずっとかっぱえびせんを貰いたいために、船の後ろに着いて来た。クネンポールが続き、岩肌から流れ落ちる滝が所々見受けられた。知床連山は雲がかかりはっきり見えなかったが、船はカムイワッカの滝を折り返しウトロ港に戻りかけた。途中漁業をしている最中の小型ボートがフェリーに寄って来た。両方の船は止まり小型船の方から「ゆっくり走れ、こちらは仕事をしていて怪我人も出てる。漁業をしているところはスピードを落とせ」と言って元に帰って行った。そう思えば、大型船が走ると波が高くなるが、毎日の事ではなかったのだろうか。それはさておき、12時過ぎにウトロ港に着き、知床さいはて市場にて昼食を採った。事前にバス内でメニューを渡され、カニ天丼(1,000円)を食べた。その後13時7分まで時間があったので海辺で休憩していた。外は天気が良かったが、この時期の市場内ではカニの時期が少し外れ活気が無く、メロンも時期外れで販売もしていなかった。観光客はそれなりに居た。
昼食場所から、知床五湖へ。この日は5湖とも遊歩可能だったが、この定期観光バスのコースは1湖のみだった。しかし、以前も2湖周辺まで行って駐車場へ戻れたので、ガイドさんに「行く」と告げて、早走り周り、駐車場に到着した。出発7分前で駐車場後ろの展望台に行き、1湖全貌を見た。さらにオホーツク海・羅臼岳がきれいに見え、急いでバスへ戻った。戻るとガイドさんが「早く回れたんですね。」と言ってくれた。13時55分に出発し、知床峠へ。羅臼岳がくっくり見えて頂上付近に上っていった。しかし、峠周辺のみガスがかかり、一寸先が闇の状態で国後島や真時下の羅臼岳すら見えなかった。記念に看板をバックに写真をとり、15分ほどいたがガスは次第に無くなるようであったが、バスに乗り峠を下りだした。数百メートルも走ると羅臼岳がはっきり見え、晴れてきた。運が悪かった。
この後は来た道を戻るだけで1時間余りの就寝タイムだった。15時50分に小清水原生花園に立ち寄った。時期が9月のため、花は全く咲いておらず、以前の時と全く違い、こんなときに来ても意味がないところだった。その後16時35分に網走駅に到着し、時間は早かったが、夕食を駅前のステーキヴィクトリアで網焼きハンバーグセット(880円+tax)を食べた。
その後、今日も昨日同様北海ホテルに泊まるため、ホテルの裏に流れる川沿いを歩き、チェックインした。部屋に入る時間は早かったが、1階の温泉に入りテレビを観てゆっくりした。
23時ぐらいには寝床につき、就寝した。


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