2003年1月11日(土) 大阪〜札幌〜旭川〜富良野〜新得〜札幌:晴れのち曇り 朝7時5分発の伊丹空港バスに乗るために、6時45分に自宅を出発し7時発の関西空港行バスを見送り、定刻7時5分にマルビルを経由し、伊丹空港に到着した。(7時40分) 2ヶ月前に予約していた片道全日空超割1万円(航空保険料400円を除く)【プレ割1万2百円】を購入していたため、今日からの3連休は北海道に過ごす旅を計画していた。 8時30分発まで時間があり、日本航空が発着するターミナルに向かったが、すぐに検査場から搭乗口に向かった。機内はほぼ満員で僕の席は1階席の一番前右2列の右窓側(1K)に座った。初めて一番前に座ったが、(過去にアメリカに行く際一番後ろはあったが)前列のみ2席で左右合計4席設置されており、2列目からは左右3列合計6席が並んでいた。この飛行機はボーイング744SR 機で2階席はスーパーシートで前方1階席は普通席だった。定刻2分遅れ(8時32分)で全日空771便千歳行きは離陸し、定刻より10分遅れの10時25分に新千歳空港に到着した。今回2泊3日ではあるが、リックサック一つで旅立ったため、荷物を預けていなかったため、すぐにJRで旭川に向かう計画を立てていた。早ければ、10時14分発(旭川行)を乗ろうと思っていたが、到底無理で次発の10時34分発も無理で10時49分発札幌駅止に乗車した。新千歳駅では全日空の超割に合わせて特定区間の特急自由席が乗り放題の北遊キップ(3,000円)を購入し列車の旅を計画していた。現地の天気で札幌から小樽・長万部を経由し札幌に戻るルートと札幌から旭川・富良野・新得・南千歳を経由するルートを考えていた。飛行機から見れば、小樽・長万部方面は晴れていて、旭川も晴れていて後に雪の予想だったが、思い切って旭川に向かうことにした。札幌駅で11時30分に発車する特急ライラックの自由席(空席多数)に座り、反対から来る列車の前方を見れば雪で前方が白くなっていた。もしかすると大雪で白くなっていたのかと思い不安になった。定刻に列車は発車し、途中の砂川駅のホームは雪が積もり積雪量がすごかった。(天気は晴れていた)旭川駅手前で列車は止まり(旭川駅構内の信号待ちのため)約5分遅れの13時5分に2番線に到着した。これから富良野方面は旭川駅発15時25分まで無いため、ラーメンを食べに駅前を歩いて行った。2・3年前の夏に旭川には2度来ていて時間つぶしは知っていたが、以前は駅から離れた西山軒でラーメンを食べたが、今回は旭川ラーメンで一番有名な梅光軒本店に行った。事前に場所を調べていなかったが、大体この辺と以前に聞いていたので、わかった。偶然待ち客は居なくカウンターに座ったが、20人ぐらいの客がラーメンを食べていた。僕は、しょうゆラーメン(700円)を注文し食べた。汁は少し薄く背油も少なく、いまいちだが、麺はちぢれ麺でおいしかった。汁を全て飲み終え、店を出た。入ったときは空席もあったが、10人ほど店外で待っている客がいた。13時30分すぎで時間はたっぷりあった為、常盤公園に向かった。駅前からの通りは雪が積もっており、交差点では除雪車で削られた舗装道路と歩道の段差に氷と雪が積もり15センチほどの段差で滑るのに注意し、ゆっくり石狩川方向へ行った。橋から川辺を見た際、河川敷が除雪した雪捨て場になっていた。公園近くに行ったが、夏場は池でボートを楽しむ人がいたが、冬は全く人影が居なく園内の道のみ除雪され、左右1メートル以上の雪壁を歩き園内を散策した。時間を考慮し駅に戻り15時すぎに改札していなかったが、富良野行列車に乗るため駅構内に入った。富良野行ホームは駅入口から最も遠く10分程見なければいけないと書いているほどだった。ホームに上がると1両を増結している最中でワンマンカーの2両編成で最後部の横座席に座った。約1時間を掛けて美瑛・上富良野などを通り富良野駅に16時38分に到着した。この富良野線の夏はラベンダーが見えたり、パッチワーク景色が見えたりしているが、冬はそのようなものは感じられなかった。薄暗くなり、富良野駅の後方でナイタースキー(富良野プリンスホテル横のスキー場)が綺麗に見えた。天気は曇りで雪は降っていなかったが、外は暗くなり、富良野駅の階段を上り反対側のホームに停まる新得行普通列車に乗り換えた。こちらもワンマン列車で1両編成の列車内は遊び帰りの女子高生でガヤガヤ言って喧しかった。16時45分に発車した列車は峠を越えているようで新得駅手前の駅(落合駅)から24分ほど止まらず動き続けて新得駅に18時9分到着した。外は真っ暗で改札を出て次発の時間を見た。掲示板(行き先案内板)で判り辛かったので、駅員に聞いたところ当たり前のように1番ホームと答えられ、愛想が無かった。その1番ホームには、18時13分発のスーパーおおぞら8号が2分ほど遅れて到着した。車両は札幌方面前2両が自由席で2両目に乗った。新得駅の1両目から乗った男性の横に座った。その他の座席は皆寝ていたりして、座る所も無かった。1両目も満席のようだった。3両目以降は指定席で、10両編成で途中のトマム駅などでは後ろがホームに届かないという放送も流れていた。すぐに車掌が検札に来たが、僕の北遊キップはあまり知らないようでキップの文言を読み直していた。時間も夕食の時間であり、新得駅で弁当を買おうと改札を出ていたが、2・3年前も来ていて、弁当などが無いのを知っていたため、車内で駅弁を買えたらと思っていたが、発車しても売りに来ないため、札幌まで仕方がないと思っていた。新夕張駅手前で自分達の自由席に売りに来たため、即座に「釧路漁礁(1,000円)」を購入して食べた。食べている途中に先程の右の男性が降りるため、弁当を一時的に終い、その男性を通路に通し、再び食事を行った。カニ・イクラ・サーモンの押し寿司だった。味は美味しかった。その後乗客の乗込みも無く追分・南千歳を経て定刻20時13分に札幌駅に到着した。 駅はJRタワーが完成(3月)真時下のため昨年と比べて綺麗になっていた。時間も遅くチェックイン予定の21時までにホテルに行かなくてはならないので、本日の宿泊先のチサンホテル札幌本館へ向かった。場所は駅から近かったが、別館の新館側の前まで行ったが、予約の本館入口が見つからず、さらに足元がアイスバーンで歩きづらかったが、大通りに戻り普通の雑居ビルの入口からホテルのフロント(6階)へ辿り着いた。料金は、3,500円(朝食込み・サービス料込み・税別)で安く、部屋も値段の割には良かった。部屋に入りシャワーを浴びて床についた。 |