2003年1月12日(日) 札幌〜小樽〜札幌:晴れのち曇り

朝7時頃に起床し、朝食を食べに1階の店屋[炉酒芳留]に食べに行った。御飯は店員から貰ったが、その他はバイキング形式になっていて、味噌汁・納豆・玉子焼き・シャケの切り身などを取って食べた。ボルューム的には朝としては、適当だった。
部屋に戻り、今日は中央バスの定期観光[ホワイトマリーンコース(6,200円)]で小樽へ行く予定をしていた。出発は札幌駅前バスターミナル発が9時30分だったので、8時40分にチェックアウトし、ホテル周辺をうろちょろし、バスターミナルに着いた。このコースは事前予約が必要だったので、インターネットで予約しており、窓口で乗車券を購入し、5分ほど前に案内する人が来てバス乗り場へ送って頂けた。乗客は子供も含めおよそ26名で後方の座席が空席だった。このコースは、小樽駅前を経由するのだが、当日は予約が無かったため、寄らずに直接北一硝子・小樽オルゴール堂へ到着した。(10時20分〜11時40分)初めてオルゴール堂へ行ったが、この周辺が観光名所に作りあげていた感じで、メルヘン交差点付近には明治時代の赤煉瓦建設を利用したオルゴール堂や展望タワーのある洋館のような店など、情緒が溢れ、15分毎に5音階のメロディを奏でる蒸気時計は記念写真を撮る人がいた。この周辺に存在する「銀の鐘」は1号館から6号館まであり、この中でコーヒーを飲めばコーヒーカップを持って帰ることが出来るとも言われたが、荷物になるため店には入らなかった。ちなみに1号館は瀬戸物で作られているらしく、2号館からはガラス造りらしい。ゆっくりこの近辺を散策し、バスを降りたところにバスが戻ってきて、5分ほど乗車して、小樽運河を散策した。約20分ほど時間があり、、再びバスに戻りワインショップ小樽バインに向かった。運河沿いから小樽駅方面に進み、一路小樽バインへ。店内には、道内のワインが並び、赤・白のワインを試飲した。その後定期観光バスの記念としてワイングラスを貰った。時間も12時20分をすぎ、再び小樽運河沿いまでバスを乗り、「おれの小樽運河」で昼食を採った。カニ・イクラなどの海鮮丼と味噌汁の食事だった。時間が1時間(12時20分〜13時20分)あったので、再び運河を散策し運河食堂前からバスを乗った。このあと寿司屋通りから、地獄坂を通り天狗山方面へ向かった。言葉どおり地獄のような登りが続き、バス道も運が悪ければ、路面の凍結(雪)上で停止すれば前に進まないような傾斜だった。13時35分に天狗山ロープウェイに乗り、頂上まで上った。この時期スキー場になっており、観光客は場違いな感じであったが、頂上からの小樽市内・小樽港・南小樽方面の見晴らしは素晴らしかった。約1時間弱でロープウェイを利用して下山しバスに乗車し次の目的地の田中酒造亀甲蔵に。(14時50分〜15時11分)ここでは酒の出来るまでの工程を工場2階から説明を受け1階の売店へ行った。ここでは10種類ほどの酒があり、試飲も出来た。僕も3種類ほど飲んだが、ここの見学時間は少々長く感じられた。この後、石原裕次郎記念館へ行き館内を見学した。所々で短編映画が映し出しておりゆっくり見学した。ここでの時間は15時20分から16時35分まであったため、1時間も館内に居なかった。外に出て真正面にあるポスフールへ行った。以前まではマイカル小樽であったが、名前が変わっていた。館内は広くスーパーあり、複合施設も入っていたようで、センターホールではイベントも行っていた。ここにある小樽ヨシモトはシャッターを半分下ろし看板には団体客しか入場できないようになっていて、閑散としていた。一時期の盛んな面影はなくなっていた様である。広い館内を歩き石原裕次郎記念館の駐車場に戻り札樽自動車道から札幌に戻った。高速を降り、近くには、あの白い恋人で有名な工場が電光をキラキラとさせ目立っていた。時計台前で一部の乗客が降り、18時5分の予定より10分以上前に札幌駅前バスターミナルに到着した。到着後ホテルに戻らず、直接すすきの方面へ歩いた。ラーメン横丁でラーメンを食べるためだった。大通り公園の雪像の準備(骨組みの組立て等)を横目にラーメン横丁を探していたが、見つからず、すすきのを過ぎかけた交差点でひっかけのおっちゃんに声を掛けられ、「目的は?」と聞かれ無視していたが、信号が変わらなく「ラーメンでも食べようと思って」と言ったら、一筋手前にあるみそラーメン専門店の「欅(けやき)」を教えてくれた。暗い路地の奥には数人が並んでいて、その呼び込みのおっちゃんもよくラーメンを食べると言っていた。暗い路地道を歩いていると凍結していたため、滑った。10数人待っていて、約1時間待ってようやくラーメンを食べた。ねぎみそラーメン(800円)はすごく美味しいとは思わなかったが、1時間待ってのラーメン(普通のラーメンは、みそラーメン700円らしい)は体が温もり、ホテルへ向かった。1時間もマイナス2度の外で待っていたので、体の心まで冷え切っていたため、ホテルに戻りシャワーを浴びて就寝した。


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