2003年4月13日(日) 沖縄:小雨のち晴れ 大阪:曇り 朝7時半に起床し、8時すぎにホテル10階にあるレストランに向かった。前日頂いた朝食(和食)のチケットを持ちテーブルについた。店にはネクタイを締めたサラリーマン風の男性一人がコーヒーを飲んでいて、店員も奥に居てひっそりしていた。置くから従業員が水を持って5分ほどして鮭・納豆・海苔・味噌汁・漬物等を一式にした朝食を持ってきた。それと同時にコーヒーが付くと言ったので、同時に持ってきてもらった。8時30分前に朝食を終え、テレビにはこれから行く牧志公設市場前でガレージセールのゴリ(タレント)が先生になっているシーンが映っていた。部屋でゆっくり見たいため部屋へ戻り出発の支度をしながら9時前にホテルをチェックアウトした。ホテルの前の信号を渡ると琉球バスの車庫があり、その横のプレハブ小屋で「Cコース:那覇市内コース(4,800円)」の乗車券を購入した。丁度信号待ちをしている時にAコースの定期観光バスとすれ違い、10数人の乗客が乗っていて、Cコースは何人かと9時半を待った。9時すぎから2人の老夫婦が待合所で居た人と僕の3人が乗客であった。5分ほど前にはバスガイドさんが来て、バスまで迎えてくれた。(バスの車庫のため、目の前に停車していたバスに乗った) 定刻9時30分を待ち、バスが動くとプレハブから一人の乗車券を販売していた女性が見送ってくれ、早速首里城へ向かった。十数年前には首礼の門のみの見学には来たが、その時には後方に首里城を造っている最中であった。バスを乗り9時43分に首里城跡の地下駐車場に着いた。駐車場には、バスが一杯で20数台が並んでいて、ガイドさん曰く「この時間は混む時間です」と言っていた。地下から首礼門をくぐり、首里城に入った。前方・左右に異なった建物が建ち、右から見学コースを自由に散策した。しかし、僕の後ろに岡山からの老夫婦が付いて来ていたので、ゆっくり写真も撮れなかった。出口までに色々な門がありそれぞれに由来があるようであった。集合時間の10時45分前に地下駐車場に戻り、再度国際通り方面に行った。次は牧志公設市場散策となっていたため、昼食はどこかと思っていたが、以前は昼食込みのコースだったようだが。今回は自由に食べてくださいと言われた。先日国際通りの牧志バス停の商店街を行かなかったのが良かったのか、2時間もこの地域で自由時間があった。まずは、ガイドさんが言われていた公設市場2階の食堂で食事を採る事にした。1階からエスカレータを昇ると4店ほどの店が集まりオープン食堂のような場所が広がっていた。しかし、この日は日曜だったせいか1店のみの営業だった。しかし、テーブルに客を座らし、注文をとる女性と調理する男性との掛け声が大きく活気あふれる不陰気であった。11時をすぎ20人ほどの客がいろいろな食べ物を食べており、僕は沖縄そばやゴーヤチャンプルは昨日食べたため、それ以外の物を食べようとした。ナスビのような物と何かを味噌で炒めたナベラー(600円)を御飯・スープ付きで食べた。周りは人で一杯になりつつ、20分ほどで席を立った。時間は11時20分。まだ、1時間半もあるのだが、ぐるぐる商店街を何度か回り、さらに時間があったため、牧志バス停まえの沖縄三越に入った。8階の展示場で物産展をしていたが、興味が無かったため、再度商店街を散策し40分ほど前にタピオカ入りのミルクティ(香港で人気の飲み物らしい)[300円]を飲んで休憩していた。集合15分前に牧志バス停付近に着いたら、偶然老夫婦と出会い小雨が降る中でバスを待った。この場所はバス停ではあるが、停車するには交通渋滞になるほどでずっと待っておれない場所なのにどうしてここを指定していたのか判らなかった。定刻の2分前ほどにバスが来て3人が乗車し、すぐに発車した。琉球バスの車庫から早く着きそうだったので、手前で時間待ちしていたとガイドさんは言っていた。本来ならこの国際通りは渋滞で動けないほどの交通量なのだが、予想より早く動くため次の海底ウォッチングをするため那覇港に着いた。ここでも13時の乗車券発売前に到着したため、13時前にガイドさんが発券窓口で手続きを取って待合場所で20分ほど待っていた。港には人が居なく、同じ観光船・オルカに乗る香港の人13名が居るだけで閑散としていた。13時30分に那覇港を出港し、海底ポイント(岸壁外)まで高速に進んでいった。このオルカ号は半潜水艇になっており、ポイント付近になると2つの部屋の1号室に我々3人が入りガイドの女性からいろいろな魚の説明を受けた。海は前日の大雨で濁っているとは言われたが、全く見えない状態でなくカラフルな魚やハリセンボンなどが覗けた。10分ほどゆっくり見た後に元の港に戻ってきた。時間は14時10分で所要時間の1時間も無かった。早くバスに戻ってきたため、運転手・バスガイドさんもびっくりしていたが、予定の15時に琉球バス本社に戻るのが、30分ほど早く、14時35分に到着した。バスを降り安里バス停で空港行きを見たが、すぐに来なかったようなので、国際通りを通りバスターミナルまで歩こうと思い、進んでいった。バスターミナル手前の県庁前で再度バス時間を見たが、すぐに来さそうでなかったため、バスターミナルまで行った。乗り場で待っていたら、上の方に「空港行きは向かいのバス停へ」と書かれていたので、歩道橋を渡り向かいのバス停に行った。バス停には、1台のバスが止まっていて、運転手に「空港へ行きますか?」と聞いたら「はい」と言ったので、乗車した。沖縄のバスは市外線は後でお金を払い、市内線は乗車時に200円を払うと調べていたので、市内から乗ったので払おうと思ったとき、「後で」と言われ、座席に座った。後々このバスはコザから来たバスで3分ほど停車したのち15時7分に空港へ向けて出発した。バスには、1人の男性が乗っており、国内線・空港ターミナルで下車した。バスは、ターミナルからのろのろと低速で走り、時間がかかった様に思えたが、10分で到着し、15時20分には空港へ着いた。料金200円を払い空港ターミナルに行き、16時50分発全日空108便伊丹行きのチェックインを行った。時間は1時間以上もあるため御土産を3階で探し購入し、16時すぎまで4階の飛行機の見れる場所で時間を過ごし、検査場を通過し搭乗口には16時25分だった。16時35分すぎに搭乗が始まり前方の座席5Gに予約していたため、後方座席者の搭乗後に機内に入った。定刻より4分遅れの16時54分に離陸し、大阪・伊丹へ飛び出した。機内は満席で、ゴルフ帰りらしきサラリーマン風の男性二人の内の一人が離陸時から寝込み1時間もしないうちに突如後方に歩き出していった。その人は3Eに座りスチュワーデスもずっと見届けていた。15分ほど後ろにいて、もう一人の人が介抱していたか一緒に戻りまた寝ていた。18時45分の定刻より6分早い18時39分に伊丹空港に到着した。その時にはまだ、その酒を飲んでいた人は寝ていた。皆が機内から出るときに後方に座っていたもう一人の男性が、スチュワーデスより貰った熱い(?)おしぼりを顔に当て、目覚めさせていた。その人は僕らと一緒に降り18時55分の空港バスに乗りに行った。しかし、これは福島・ホテル阪神経由ハービス大阪行きなので、次の19時05分の新阪急ホテル行きを待った。以前ホテル阪神経由を乗ったとき時間がかかり、家までは新阪急ホテルの方が近いので、このバスを待った。阪神高速の空港入口で渋滞(工事・渋滞)を10分ほどで抜けた以外は順調に進み19時30分すぎに新阪急ホテルに着いた。その後食事をして20時すぎには自宅に到着した。 1泊2日での沖縄の旅はハードなスケジュールで天候は良くなかったが、安い南の島の旅だった。 |