2004年9月10日(金) 大阪〜函館:晴れ 会社を休み、2ヶ月前に予約していた全日空・超割航空券で函館・松前・江差を旅することにした。旅する2日前の9月8日に台風18号が九州・北陸を通過し、9日未明には北海道を通過した影響で初日に泊る大沼公園ユースホステルから9月9日昼に自分の携帯電話に公衆電話からの電話・伝言が入っていた。内容は「台風18号でユースが被災したので本日の宿泊は無理」とのことだった。公衆電話から2回あった後、夕方携帯から再度本日は無理とのことだった。日付を誤っていたようで、明日だと言えば、明日は大丈夫とのことだった。ところが、旅行当日朝7時20分頃に携帯の着信があった。気づいたのは1時間後の8時半頃。起床と同時に気づき昨日の大沼YHの携帯だったため、折り返し電話した。内容は「本日も電気が通じていないので別宿に泊ってほしい」とのことだった。どのようにすれば良いのか、何のアドバイスも無く、「無理だから」だった。応対が悪いのではないか。幾ら被災したとはいえ、昨日は大丈夫と言っていたはずなのに。もう大沼を諦め、急遽インターネットで函館市内のホテルを検索した。「函館パークホテル」が安く、当日割で、4,200円が3,780円だった。予約を取り朝10時の関空行きのリムジンバスを乗るために9時40分に家を出た。10時10分前に到着した際は新阪急ホテルの乗り場には15名ほどの人が並んでいた。その後すぐにバスが入ってきて事前に他から乗ってきた人で座席の窓側は全て座り10時にバスは出発した。阪神高速の市内は渋滞でのろのろだったが、湾岸線で順調に進み約1時間かかって関西空港に到着した。フライトは12時35分で約1時間半あり、まずは昼食を採ることにした。どこもの店も値段が高かったが、日替わりランチ(炭火焼鳥)を850円で食べ、その後ANAFESTAで前回旅行した際の搭乗半券2枚を持って1,000円キャッシュバックを受けに行った。また3,000円の入金をEdyにして荷物検査を受けに行った。この時間の国内線は函館行きと宮古島があるのみで国際線はちらほらあるようだったがターミナルは閑散としていた。12時前に66番ゲート付近に行ったがテレビも無く人が67番方向にテレビを見て出発10分前に搭乗した。機内はほぼ満員の乗客で予定より1分早い12時34分に離陸した。30分程して機内でドリンクサービスがあり、今月限定「沖縄みかん・タンカンジュース」を貰った。味は薄くあっさりしていて、まずまずの味だった。台風18号の後だったが青森まで上空は雲だらけで着陸20分前で高度を落とし青森下北半島・北海道恵山を右に見て離陸した。時間は14時15分定刻より早い13時58分に着陸した関西空港の離陸時は14時20分着・定刻と時間が変わっていたが、到着は14時前だった。函館空港はターミナルビル拡張工事のため全日空は工事中のタラップを渡った。ここは以前使用タラップで到着は以前の施設を使うため早く荷物を受け取り到着出口に出た。左に今日から借りるレンタカー屋のカウンターが並んでいた。超割と同時に予約した「ニッポンレンタカー」で名前を言い、迎えのマイクロバスを待った。8人ほどバスに乗り込み空港前の営業所に行った。事前に予約していたためお金を払い・書類に署名して右側の駐車場に行った。過去他社でのレンタカーは従業員が付いて来ていたが、ここは来なく言われた車庫の車の隣が指定されたものと言ういい加減だった。受付に戻り確認しに行った。車に乗りカーナビをセットしようと思い試みたが、ハンドブレーキが足元のフットブレーキ横にあるのが入っていなかったため作動しなかった。駐車場にいた従業員を呼び車の装備を確認したがナビは知らないようだった。車は三菱のコルト、あまり三菱車は好まなかったが指定できなかったので矢も得なかった。飛行機の到着が早かったため、予定の15時より早く14時半にレンタカー屋を出発した。道に沿って「えさん」に向かっていったが、国道278号では無かったので20分後に再び空港前から278号方向に行った。途中の汐首岬は本州と北海道の最短距離ではあるが、車を走らせていると道に小さな看板があるだけで、当日は片側車線で工事中の地点だったため、ここかという感じが無かった。その後道の駅「なとわ・えさん」に着き左に恵山が見え前方には津軽海峡・本州がはっきり見えた。道の駅に到着後、ずっと後方から来ていた車の男性からガラスをたたられ呼んでいるようだった。助手席の窓を開け話を聞けば、僕の車が釧路ナンバーだったため、釧路から来たのかということを聞かれた。函館からといい、話を聞けば釧路から車で北海道を旅してきたとのことだった。恵山は地元で、ちょっと話を聞きたかったと言われ、明日行く予定先を言って上の国の観光パンフレットを頂いた。時間は16時前で少し時間は押していたが、目の前の恵山のふもとに岬があるが、ここは海岸沿いに道が無いため山を越え椴法華村(とどほっけむら)から岬に向かった。岬には灯台の他、椴法華村灯台ファミリー博物館が立っており目の前には恵山もまじかに見えた。辺りは公園風になっていたが、人はぽっりぽっりで人が居なく閑散としていた。時間は16時15分になり亀田半島一周する国道278号を北上して鹿部・砂原まで行った。道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」に着いたのは17時半頃で建物は閉まっていた。ここから目の前に駒ケ岳が夕日を浴びていた。外は次第に暗くなり国道5号で函館市内に入った。夜になり函館山の夜景を見ようと思い車で行ったが一般車の立ち入り規制中だったため諦めてホテルに行った。19時すぎにチェックインして夜食を食べるため車でベイエリアに行った。レンガ道・倉庫街の無料駐車場を見つけ車を止めてラーメンを食べに向かった。以前食べた函館ラーメンの店に行ったが閉店時間になっていたため倉庫街の角にあるラーメンを食べることにした。食べた後、函館駅まで20分ほど歩き新しくなった駅を見て海側の道を歩き1時間ほど駅周辺を歩いた。時間は9時だった。あと一時間で函館山に行けるが、歩きくたびれたのでホテルに戻ることにした。過去2度ほど夜景は見ていたため諦めた。ホテルに戻り隣接しているコンビニで朝食のサンドイッチを買い部屋に入った。4階の部屋から2階の浴場に向かった。大きくなく4人ほどの洗い場で2人が入れる湯舟の狭い浴場だった。丁度一人だったのでよかったが、部屋に戻りテレビを見た後に23時過ぎに就寝した。 |