2003年7月10日(木) 厚岸〜根室:曇り時々雨 根室〜別海:曇りのち雨 朝7時前に起床して宿の御飯を食べに食堂へ行くと自分の分が準備されていなかった。昨日同様やはりきっちりしていない宿なんだと割り切り部屋に戻った。数分後に電話がかかり再度食べに行ったが、旅行者にとって時間も大切なのはきっちり判ってもらいたい。食事の後すぐに厚岸グルメパークへ向かった。ここからは厚岸湾や厚岸大橋が目の前に見える大ロケーションだったが、天候は曇りでこれから天候が悪くなる予想のため、愛冠岬へ向かった。再度厚岸大橋を通り岬へ向かった。岬とは思わない山の上に駐車場があり、そこから約10分弱岬の方向へ歩いて行った。辺りには駐車場で一台の車があったが、人影が無かった。薄暗い木立をとおり岬に向かったが、道の案内をするように10メートルごとに一匹の小鳥が道案内をしてくれた。逆に怖い感じをしながら海が見える広場に到着して振り返ると小鳥はどこかへ行っていた。岬と言っても愛の鐘が立っていて、愛冠岬の看板があるだけで、岸壁ごしに岬があり一面厚岸湾が見渡せれた。天候は曇りで風が非常に強い状態で駐車場に戻った。先ほど1台だった車が3台に増えていたが、天候が徐々に悪くなってきていたため、東に進むことにした。天候は西から雨になっている予想で釧路方面は大雨の予想である。約30分走り琵琶瀬展望台で蛇行した川を見学して、霧多布湿原でエゾカンゾウを見た。丁度週末にはエゾカンゾウ祭りが行われるため、テントを張り、ライトアップ準備がなされていた。しかし、天候は良くない為、次の目的地の霧多布岬に向かった。霧多布橋を渡り岬に向かった。岬には灯台があるが、工事中だった。ここには、湯沸岬という岬が本来であるが、霧が多く発生することから、別名霧多布と呼ばれているようである。さらに通常の灯台だけでは霧が発生したときに危険だので、常時霧信号を20秒に1回音で鳴らしていた。その横を通り(ものすごい音で耳を防いで通った。)岬の先端に着いた。観光客が2人いたが、風が強く急いで駐車場へ戻った。車に乗り対面にアゼチの岬があるためそちらに向かった。人影は無く少し行くと20台ほどの駐車スペースの駐車場で車を止めて5分ほど海の方面に歩いた。対岸の島を見れたが、風が強く小雨が降ってきたため、車に戻り次の目的地に向かった。霧多布で有名な温泉[ゆうゆ温泉]を横目に根室方面に向かった。途中寂しい道が北太平洋シーサイドラインとも呼ばれているらしく車も少なく、海岸線沿いに放牧地との間の道を通り落石へ向かった。丁度国道に出る交差点でガソリンスタンドがあり、今回の初めて給油だった。30リッター弱で目的地の根室に向かった。途中花咲港に車のタイヤの岩を見るために寄り道して車岩を見に行った。丁度観光名所になったため、歩く場所を設置して遊歩道が出来上がっていた。辺りは良く似た岩がたくさんあり写真を撮っていたが、事前に調べていた岩ではなかったので、海面近くに下りて岸壁を見ると思っていた岩が見れた。早く写真を撮って駐車場に戻ろうとしたときに他の観光客が「どこにあるの」と聞いてきたので下まで降りなければと問いかけてあげた。車岩から根室に向かう途中の東根室駅に立ち寄った。ここは日本最東端の駅で有名なので実際駅で写真を撮りたかった。丁度数分前に根室から釧路に向かう汽車が発車したばかりでガタゴトと遠くで汽車の走る音が聞こえていた。駅は無人ではあるが、最東端の看板がホームの外に立っていた。10分ほど立ち寄った後に野沙布岬に向かった。ここには3年前にも来ていたが、そのときは快晴で遠くのサハリンまで見れたが、今日は雨・風で近くにある平和の塔もガスで見えないほど天候は悪かった。せっかく来たのだから、前回行かなかった灯台付近まで歩いて行った。灯台下には座礁した船が残されていた。灯台から駐車場に戻る途中の店で鉄砲汁(500円)を食べたが、花咲ガニはたくさんあったが、身もなく味噌汁を飲んでいるようだったが、外は寒く体には丁度良かった。車に戻り駐車場で花咲港近くで買ったコンビニ弁当(鳥そぽろ弁当)を半分程食べてオホーツク海側の道路を経て別海方面に向かった。天候は曇りだったり小雨だったり風もあり良くなかった。途中道の駅スワン44ねむろに立ち寄り目の前の風蓮湖を見た。天候が良くないので、今日の宿泊地の尾岱沼に向かった。途中の別海北方展望塔で野付半島を見れたが、雨とガスで国後島までは見えなかった。時間は早いが早く宿に着こうと思い16時30分までに今夜の宿である「民宿 みさき」に到着した。一週間前に予約して一人でも良かったため、5500円と安く夕食には野付湾で取れるシマエビの生と湯通しの2種類の調理方法で食べさせていただいた。一つ一つの量は少ないが、品数が多く御飯をお替りして全てを食べて部屋に戻った。部屋は壁(襖)一つで隣をさえぎっているだけで、となりの音が良く聞こえたが、早く床についた。 |